12月18日に観た劇場映画です。

黄色い星の子供たち - goo 映画


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1942年、ナチスドイツの占領下にあったフランスで行なわれたユダヤ人の一斉検挙、ヴェル・ディヴ事件。
ユダヤ人迫害とゆうと、ドイツとゆうイメージが強いですが、フランスでもひどい暴挙が行われていたそうです。50年以上経った1995年にやっとシラク元大統領はそのことを認めたそう。フランスの若者でも、この事件を初めて知ったとゆう人が多いとか。

物語は、事実に基づいて忠実に描かれたものでした。
ユダヤ人の少年ジョーは、貧しいながらも家族や親友と慎ましやかに暮らしていた。当時、ユダヤ人はその印として、胸に黄色い星をつけなければいけなかった。
1942年、7月16日午前4時、1万3千人のユダヤ人が一斉検挙されヴェル・ディヴ(冬季競輪場)に移送された。劣悪な環境の中で過ごすユダヤ人たち。5日後、さらにひどい環境の収容所に連れて行かれ・・・。


パンフレット(写真のやつ)を買って読んだのですが、かなり事実と同じに作られているようです。ジョーも本当に実在していましたし、ヴェル・ディヴで看護師の仕事をしていた女性のモデルになった人にも実際取材したそうです。
ひどい迫害は、見ていられないほど辛いものでしたが、その中でもささやかにたくましく生きていこうとする子供たちや家族がなんとも素敵でした。そして、警察からユダヤ人をかくまってあげたり、消防士が水を皆に振舞ったりとする周りの人々の優しさもたくさんあり、それがまた実際あったことだと知り、ああやはり人間って素晴らしいと思いました。
しかしながら、このひどい暴挙は許されないです。人の愚かさ残酷さと、優しさとが混在していた気がします。
ヴェル・ディヴでのシーンは、凄いです。本当にこんなだったのかと思うと、なんかもう言葉になりません・・・。

何度も何度も涙が出てきそうになりました。
辛いですね。。。これは。そんな言葉じゃ足りないくらいです。
子供たちの笑顔をなくした表情が何とも切ない。
ラストで、結局大粒の涙がこぼれました。

娯楽作品ではないけれど、観て良かった。そう思える作品でした。
クロック映画レビュー | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
No title
ナチス収容所を描いたドキュメンタリー映画といえば、「夜と霧」が有名ですが、クロックさんのレビューを読むと、こちらは、こども達の視点から、それを描いた映画なんだろうな・・と感じました。

何の罪もない無垢な子供を巻き込むことが、いかに残虐なことか。これをみた、すべての大人が思い知らされるのでしょうね。目を背けたくなるシーンもあるかもしれませんが、あえて事実に忠実に描くことで、歴史から目をそらすな・・という警鐘が鳴らされているのだと思います。
■MARIさんへ
こちらにもコメントありがとうございます~。
「夜と霧」・・・こちらは聞いたことありましたが観たことはありませんでした。
ちょっと携帯で検索して見てみたら・・・凄いですね、これは。携帯からでも映像がちらほら載っていまして・・・これは衝撃を受けますね。
どこか、映画を観てるような感覚を感じてしまいましたが、現実なんですよね・・・。非現実と感じてしまった自分にもショックを受けてしまいました。

ナチスは本当に凄いことをしていたのですね。
「黄色い星の子供たち」を観ても思ったのですが、かくまったり、助けようとしている優しい人達がいる一方で、なぜあんなにも残虐でひどいことをする人達がいるのだろう・・・と思いました。
皆でこの状況を変えようとしていたら、歴史はもう少し変わっていたのではないだろうか、と思います。が、起こってしまったことですから、過去は変えられないのですけど。
忘れてはいけない歴史ですよね。

今回の映画で、ヴェル・ディブ事件を知った若者も多いとブログにも書きましたが、作り手の、色々な人に知って欲しいとゆう思いもきっとあるのでしょうね。

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